『第十三回下駄屋.jp あさくさ和装塾』 ご報告 2013年8月3日(土)

「着物で巡る日本列島 北から南<京都編>」
〜京絞りに魅せられ、京都の地酒に酔う〜

2013年の「あさくさ和装塾」は、 日本列島の北から南まで、各地方で作られている 織物や染め物を、
土地の自然や風土、伝統文化と共にご紹介するシリーズです。
コメンテーターに、男性和装ビジネスのプロデュースをされている着物伝承家の早坂伊織さん。
そして私、辻屋本店四代目 富田里枝がナビゲーターでお届けしております。

第1回目<新潟編>、第2回目<福岡編>に続き、第3回目は<京都編>です。
私にとって京都の町は「憧れ」かな。早坂さんは「複雑な気持ち」を持っているそうです^^。



まずは恒例、京都府についての基礎知識。
文化財の宝庫、京都は1994年に世界遺産に登録されています。

国宝美術工芸品は207件で東京都に次ぐ2位。
国宝建造物は48件60棟で奈良県に次いでこちらも2位。
では1位はというと…「年間猛暑日数」「エアコン普及率」。
そして「1世帯あたりのパン消費量」などなど。
意外な面を持っている京都、やっぱり深いですね〜



そんな豆知識だけじゃツマラナイ!

今回は特別ゲストに向島の「京小間物 まねき屋」店主の東海枝享子さんに
「ザ・プライド・オブ・キョート」について語っていただきました。

「まねき屋」は向島の料亭街にある京都産の小物を享子さんのセレクトで揃えたお店。
18年前に開店していらい、京都に通い続けている享子さんならではの
エピソードをお聞きしました。


さて、いよいよ本日のメインゲスト、「藤井絞」の藤井浩一さんの登場!
藤井絞は創業大正4年。「京鹿の子絞」の技術・伝統を受け継いでいます。
スクリーンに映した写真を見ながら、帽子絞りや桶絞りなど、製作過程を藤井さんが解説。


数年前、サントリー「金麦」のCMで壇れいさんが着ていた「雪花絞」の浴衣、印象的でした。
その後も「金麦」には藤井絞の浴衣が採用されましたが、今回は4種類すべてお持ちくださいました。
私たちの後ろに写っています。

男性物では、絞りの羽織裏をいろいろ見せていただきました。

お次は「きものははきもの」のコーナー。
私、富田里枝セレクトで、絞りの浴衣に似合いそうな履物をご紹介しました。
写真は駿河塗りの1点もの。会場から「わー!かわいい〜!」と歓声があがりましたよ^^

そして、第二部のお料理を準備してくださった、おかどめぐみ子さんがご挨拶。



第一部終了後、実際に反物を間近で見て触れている参加者の皆さん
「欲しいものリストに加えました!」という方も。



1階では、妹の正恵と挿げ職人の小林くんが、履物をご用意しておりました。
皆さま、お買い上げありがとうございました!

京都の地酒に合わせたお料理はこちら。自家製の西京焼きや、鰊茄子が好評でした。



第二部スタート! 乾杯は落語家の桂歌助師匠です。師匠はこの後、浅草演芸ホールで高座があるにもかかわらず、
駆けつけてくださいました。師匠、お酒が飲めなかったのは残念でしたね〜。



京都の地酒は、齋藤酒造「古都千年」、佐々木酒造「聚楽第」、「羽田酒造「木桶仕込」。
今回は、東京駅八重洲口の「京都館」の田中支配人のご好意で、京都の地酒についてアドバイスしていただき、
3つの蔵からセレクトしました。
京都館は、京都市のアンテナショップ。地酒はもちろん、食品や工芸品など、京都の魅力を発信しています。

今回もおおいに盛り上がった第二部のようすです!




ここで再び「向島 まねき屋」の東海枝享子さんにご登場いただきました

浅草生まれの享子さんから見た京都の魅力をあらためて語っていただくとともに、
享子さんがプロデュースしている「まねき屋」の小物について、いろいろお聞きしました。

最後にスタッフご挨拶。妹の正恵は紺地の浴衣に博多献上の八寸帯。
辻屋に入って早8年の挿げ職人、小林くん。
そして、お手伝いは前回に続き、谷津順子さん。きものデザインのTシャツに注目!

  

というわけで、暑いなか、ご参加くださった皆さま、協力してくださった藤井絞さん、
まねき屋さん、地酒の相談に乗ってくださった京都館の田中支配人、本当にありがとうございました!


3回目の<京都編>は、前回から日にちが近かったのと、
京都はいろんな面でハードルが高いな〜とプレッシャーだったのですが、
皆さんのお陰でなんとか無事に開催できました。

次回<山形編>10月26日(土)も、同じ会場でお待ちしております^^

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